東京Qチャンネルのこと。

ararashi2005-07-31

昔大好きだったうたは、
今になっても新しい。


「すどぱぁ」こと須藤まゆみさん。
「♪香りとデオドラントのソフラン〜」など、
誰もが耳にしたことのある彼女の声のCMソングは多数。
コーラスやスタジオミュージシャンのお仕事で活躍中。


「割さん」こと割田康彦さん。
YeLLOW Generation奥田美和子さん、
Soweluさんなどの作品に関わるサウンドプロデューサー。
かつてはSMAPにも作品を提供したことのあるスゴ腕。


この2人が1994年に結成したユニットが、
東京Qチャンネル
私とQチャンネルとの出会いは、
東海地方で放送されていたラジオ番組「ラジオニアンQ殿」でした。
曲の魅力や番組の魅力だけでなく、
お2人の人間性の魅力を感じてずっと聴き続けていました。
その後、番組も終わり(涙)、
1998年に活動を休止(涙)されていましたが、
今年、10周年を記念して復活(!?)ライブが開かれました。


かつてはお金も時間も根性もない中高生だった私。
ライブ会場までの道のりはとても遠く、
お2人の姿を拝んだのもイベントでの1回のみ。
しかし今回は10周年記念だもの。
何が何でも行かなくちゃという思いのもと、
東京まで行ってきました。


ライブの3時間はあっという間でした。
すどぱぁはいつまでたっても若くって、
各所で言われ続けてきたように小さく可愛らしくて、
それなのに声がパワフルで心に染み通ってきて。
割さんは作務衣を格好良く着こなして、
相変わらずの年齢不詳ぶりやトークの切れを見せてくれて、
一方では颯爽とキーボードやギターを弾きならしていて。
MCも「ラジオニアン充電」も「ラジオショッピング」も、
すべてが懐かしくて楽しくて嬉しくて。
ずっと待ち続けていた幸せな時間がそこにはありました。
感涙。


写真は幻の3rdアルバム「Wonder Station」。
今回のライブを記念して限定生産されたものです。
うちに帰るやいなや、さっそく聴きました。
・・・デモ音源にしては作りこみが激しくて、
ものすごーく濃いQチャンネルのエッセンスといった感じ。
満足です。
しばらくはヘビーローテーション決定。


お2人の創り出す「東京Qチャンネル」という放送局は、
嬉しさ、せつなさ、楽しさ、懐かしさ、面白さ・・・
音楽の魅力と呼ばれるもの全てを内包していると思います。
それらの魅力は個々の曲にのせ発信されてきました。
そして私はしっかりと受信してきました。
東京Qチャンネルのリスナーであり、
うたの魅力を存分に味わうことができたからこそ、
私はうたと関わることを決め、それを続けてこられたのだと思います。


こんな所で言うのも何ですが、
すどぱぁ、割さん、ありがとうございます。


そして、いつになってもいいですから、
4枚目のアルバムと次のライブ、楽しみに待ってますよ。
・・・次のアルバムには「江古田ロンリークリスマス」をぜひ。