お命いただきます。

鼻輪がきゅーと。

京丹波町の牧場はそんなに広くなかったけれど、
働いている人たちが生き生きしていました。
あぁもう少し長く居たかったなぁ。


今日は、その牧場から死んだ子牛をいただいてきて、
実習として腑分けしました。
まだ生後1週間か2週間で、
下痢ぴぃになってお亡くなりになったそうな。
合掌。
まずは皮をはがし、内臓を出し、
その後肉を切り分け、ほとんど骨だけにする。
これだけの行程を10人弱で行って4時間強。
子牛でこれだけかかるんですよ。
普段食べているお肉ができるまでの行程で、
こんな悠長なことやっているはずもなく、
きっと有能なプロフェッショナルががんばっていらっしゃる。
そんな皆さんに感謝するとともに、
お命くださった動物にも感謝。


しかし、血を見るのが嫌で医学部も現生生物もやめて、
化石を選んだはずなのにねぇ。